生理と排卵についてのサイト
月経前症候群(PMS)とは月経の3?10日前に身体、精神症状が出現し、月経開始とともにその症状が減退、消失するものである。身体症状としては乳房痛、乳房緊満感、腹部膨満感、頭痛(特に片頭痛)四肢の浮腫、腹痛などが知られている。精神症状としてはイライラや抑うつ状態、不安感、易興奮性などが知られている。治療としては適度な運動、水分塩分の制限などがあげられる。これらで改善がなければ、抑うつにたいしてはパキシル、ルボックスといったSSRI、不安が強い場合はコンスタンなどの抗不安薬、浮腫が強い場合はフルイトランやアルダクトンAといった利尿薬を用いる。月経困難症も伴う場合は痛みに対してNSAIDsを用いるほか、低用量ピルなども用いる(器質性月経困難症ならば原疾患の治療)。比較的軽症な場合は漢方薬も用いられる。
子宮壁の最内層は、子宮内膜と呼ばれる特徴的な粘膜層で、卵巣が分泌するホルモンの影響を特に強く受ける部位である。ヒトの女性では月経周期に伴って(哺乳類一般ではメスの性周期に伴って)周期的な変化をすることが知られる。排卵したが、その卵が受精しなかった場合、この子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに子宮口、膣を経由して体外に排出されるのが月経である。そのため妊娠すると、出産の数か月後まで月経は停止する。
生まれて初めての月経を初潮(しょちょう menarche)または初経(しょけい)と言う。古くは「初花(はつはな)」とも。一般的には、11歳から14歳頃に発生することが多いが、早い場合で8歳頃、遅い場合で16歳以上で発生する例もある。10歳未満は早発月経と言われ、低身長の原因になる恐れがあり、医師による診断を受けたほうが良いという。16歳以上は遅発月経と言われ、無月経症の恐れがあり、これも医師による診断を受けたほうが良いという。初潮=子供が産める体になったという風に受け取られがちだが、始まっても1〜2年間は周期は不規則で排卵もないため(無排卵月経)妊娠はできない。しかし、ごく稀に10歳未満で妊娠するケースもあり、最年少出産記録で知られるリナ・メディナは5歳7ヶ月21日で出産した。日本においては初潮を迎えると赤飯を炊いて祝う習慣があるが、現在では行わない家庭が増えている。
初潮を迎える前から、乳房・女性器の発育や陰毛の発生が始まっていることが多い。人によっては初潮を中間に挟む約2年間は子供の体型からいわゆる女性らしい体型へと急激に変化する時期となり、乳房・女性器・陰毛だけでなく、皮下脂肪の増大、骨盤の広がりやヒップ、腰のくびれが目立つようになる。心理的には、個人差が大きいが性的な関心が増す時期でもある。
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